投資信託といえば、確定拠出年金(iDeco)を始めるときにはじめて知った人も多いのではないでしょうか。
NISA、ジュニアNISAでも投資信託は人気です。
でも手数料が必要だったり、知らないこといっぱいです。
そんな投資信託を一緒に紐解いていきましょう
投資信託とは?
わたしたち投資家から集めたお金を、
わたしたちに代わって運用の専門家が、株式や債券などに投資・運用する商品で、
その運用で得た利益を、私たち投資家に配ってくれる金融商品です
集めた資金をどのような対象に投資するかは、それぞれの運用方針に基づき専門家が行います。
投資信託も運用成績は市変動場環境によって変動します。
銀行の預金などとは違うところですので注意が必要です。
元本が保証されないということは、リスクを伴う可能性があるということになります。
リスクとは?
リスクと聞けば、悪いイメージを持たれがちですが、
資産が減るリスクを大半の方が想像されますが、資産が増えるリスクというのもあります。
こちらは嬉しいですね。
元本を増やしていける、投資信託。
専門家が運用してくれる、投資信託。
選び方さえ間違わなければ、手軽に資産を増やしていくことができる金融商品です。
投資の基本は、株式や債券など資産をいくつかの商品に分けてリスクを分散させる『分散投資』です。
投資家個人が、自分だけで分散投資しようとすると、多くの資金が必要となります。
投資信託は小口のお金を集めて、ひとつの大きな資金として運用します。
さまざまな資産に分散投資し、リスクを軽減することが可能になります。
通常、株式投資や債券投資には、ある程度まとまった資金が必要になります。
しかし投資信託であれば、最低金額100円から始めることができます。
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投資信託の賢い選び方 5つのポイント
投資信託は選び方さえ間違わなければ、賢く資産を増やしていくことができる商品です。
それでは、投資信託を選ぶ、5つのポイントを見ていきましょう。
そもそも、純資産残高って?
純資産残高とは、投資信託の規模を示す数値となります。
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- 投資信託に組み入れられている、株式や債券を時価評価する
- その時価評価に債券の利息や株式の配当金などの収入を足します
- そこから、ファンドの運用に必要なコストを差し引いた数値です
ですから、運用成績と資金流出入の両方の影響を受けます。
純資産残高は小さすぎても、大きすぎてもだめです。
右肩上がりになっている、100億円以上のファンドをチェックしましょう
投資信託には、買うとき、保有中、売るときの3種類の手数料が必要です。
この手数料が曲者です。
せっかく利益がでてても、この手数料がその利益を上回ってしまっては何をしているのかわかりません。
ネット証券で購入の場合、買うときに必要な販売手数料はノーロード(無料)なものは多いです。
逆に、店舗型証券会社ですすめられる商品の中には販売手数料がかなり高いものがあることもあるようです。
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- 買うとき(販売手数料) ノーロード(無料)
- 保有中 (信託報酬) 年1%未満
- 売るとき(信託財産留保額) 0〜0.5%
このくらいの範囲の手数料の商品を選びましょう。
ほとんどの商品は無期限の商品です。
では、何故満期日がある商品があるのか?ということを考えてみましょう。
満期日(償還日)が決まっているもの
3~10年で満期日が設定されているものがあります。。
最初の1、2年は運用が軌道に乗るまで安定しません。ようやく、安定的になった頃に、満期がきてしまうので、あまりリターンを望めません。
そして、満期日が決まっているので、リターンがプラスになるかどうかわからないということです。
例えば、満期日にリーマンショック級のことが起こったら。。。なんて考えるとかなりのリスクがあることが予想されます。
償還日がない商品を選びましょう。
「毎月分配型」の投資信託は「分配金」を毎月受け取れる投資信託です。
分配金を、投資信託で出た利益の一部を分配金としているとイメージしがちですが、毎月分配型の投資信託は元本を切り崩して分配金を出している商品が多いです。
毎月分配金コースであっても運用成績に応じて分配金を減額したり、無配にしたりしているかを見極めることが必要です。
よくわからない場合は、毎月分配型の商品は避けたほうがよさそうです。
テーマ型ファンドとは、ある特定のテーマに沿った投資を行う投資信託のことで、大変人気があります。
例えば、環境・医療・バイオ・福祉・美容関連、ロボットなど。
なんか、自分の興味のあるものに投資できる、というわかりやすさから人気ですが、軒並み運用成績はよくないようです。
よくない理由は、割高株を保有していることや、流行にのっかった形であまり中長期の運用にむいていません。テーマを決めて運用しているため、分散投資という観点からもよくないことがわかります。
以上5つのポイントを押さえて、投資信託を選んでみてくださいね。