宮崎駿脚本・監督の1989年の大傑作ファンタジー『魔女の宅急便』。
13歳の新米魔女『キキ』が独り立ちするため両親のもとを離れ、見知らぬ土地で奮闘する姿を描いた心温まる成長物語です。
小さなお子さんから、子供の頃ほうきであそんでた大人まで、世代を超えて愛され続けるジプリ作品です。
【魔女の宅急便】原作本は?
ジブリ作品とはいえ、『魔女の宅急便』には原作があるのをご存じでしょうか。
それがこちら、角野 栄子さんの作品で児童文学書として全6巻で発売されています。
1冊目の、第1巻が発行されたのは1985年です。
その後完結の第6巻まで発売され、この6巻は2009年発売と25年をかけての長編シリーズになっていますね。
この第1巻を原作に1989年、ジブリの映画は作成されているようです。
元々、児童書として人気だった物語。
結果的には、宮崎駿監督のジブリ映画『魔女の宅急便』の方が有名になってしまいました。
映画、『魔女の宅急便』では続きのお話は作成されていません。なので主人公『キキ』のその後が気になって調べてみました。
映画では主人公の『キキ』が、魔女として独り立ちするところまでのお話ですが、原作では、その後、大人になって子供まで授かっています。幸せになっているのでうれしいですね。
私が一番気になっているのは、『キキ』と黒猫の『ジジ』との関係。
名シーンを再現 |
映画では、主人公の『キキ』と飼い猫『ジジ』は最初は会話をしていましたね。でもある時からジジが何を言っているのかわからなくなり、普通の黒猫に。
主人公が13歳と子供から大人になる思春期の設定なので、子供の頃は、たとえば『トトロ』が見えていても、大人になると見えなくなるってことかと思っていました。
でも原作本では違うんです。これは本当に驚きです。
最初から最後まで、黒猫のジジとは会話ができているんですよね。これは、魔女だからなんでしょうか。
原作本はジブリ映画とはまた違って、描写が細かくてとても物語に吸い込まれていくので是非、興味のある方は読んでみてください。
挿絵も魅力的 |
【魔女の宅急便】ジブリ映画では?
スタジオジブリの作品では、宮崎駿さん監督・脚本の久石譲さんの音楽。このお二人のペアはいつも新しいものを作っている中にも、安定感があります。
- 監督・脚本・プロデューサー:宮崎駿
- 原作:角野栄子
- 音楽:久石譲
- 声の出演:高山みなみ、佐久間レイ、信沢三恵子、戸田恵子、山口勝平、関弘子、三浦浩一、加藤治子
すでに、DVDは発売済み。
黒猫『ジジ』のマグカップなどのキャラクターグッズも可愛くて豊富。
そして、オープニング曲に荒井由実さんの『ルージュの伝言』。とってもポップな感じではじまります。
そして、挿入歌には荒井由実さんの『やさしさに包まれたなら』ほんとうにいい曲だなぁと思います。
【魔女の宅急便】金曜ロードショー
春のアニメ祭り第1弾として、春休み2週連続ジプリと題して
2020年3月27日(金)
21:00 〜 11:09
※日本テレビ系列で、放送枠15分拡大のノーカットで放送されます。
ここのところ、新型コロナウイルスで自粛ムードではありますが、3月の末ということで旅立ちの季節、ちょうどいま見たい映画ですね。
そして、イベント参加型ライブ配信アプリ『LIVEPARK(ライブパーク)』というものがあます。
この無料アプリをダウンロードすると、スマートフォン上でライブ配信に参加して楽しめます。
金曜ロードSHOW! 公式裏配信『金ローただいま実況中』があり、こちらも一緒に楽しめます。
『思い出のマーニー』はこちら