2021年10月に旧Facebook社が社名をMetaに変更し、とても驚きましたね。そしてこのことにより、メタバースが市民権を獲得しはじめています。
暗号資産(仮想通貨)でもメタバース関連の銘柄があるのか、草コインがあるのか調べてみました。
暗号資産(仮想通貨)とは?
『暗号資産』とは、インターネットを通じて不特定多数の間で商品等の対価として使用できる通貨のことで、ビットコインやイーサリアムなど様々な種類が存在しています。また、取引量は増加傾向にあるようです。
以前は一般的に仮想通貨と呼ばれていましたが、法令上『暗号資産』に変更されています。
暗号資産(仮想通貨)は、貨幣や硬貨などが存在しない電子的なものです。ただし、電子マネーとは異なる性質のものです。 電子マネーは、電子化された決済手段のことです。 ですから必ず発行主体が存在し、発行主体が価値の裏づけをしています。
一般的には、暗号資産は『交換所』『取引所』などと呼ばれる事業者(暗号資産交換業者)から入手・換金することができます。暗号資産交換業は、金融庁・財務局の登録を受けた事業者のみが行っています。暗号資産は国家やその中央銀行によって発行された、法定通貨ではありません。利用者の需要供給関係などで価格が大きく変動することがあります。
メタバース関連銘柄 暗号資産
現在、『メタバース』がバズワードになっているので、さまざまなブロックチェーンゲーム系のプロジェクトがメタバースへの参入を発表しています。まだはじまったばかりなので、これからに期待したいところです。
MANA(Decentraland)ディセントラランド
Decentralandは、2015年に2Dプラットフォームとして誕生しています。その後、VRとブロックチェーン技術を組み合わせた仮想空間プラットフォームに移行しています。
そして、MANAは2017年8月にICO(資金調達目的で行う独自トークンのプレセール)を実施して、約26億円の資金調達にも成功して話題を呼びました。
そして2020年、満を持して一般向けにリリースされ、今とても話題のプロジェクトの1つです。
★MANAのチャートはこちらから
現在『MANA』は日本の取引所で購入することはできません。
- 日本の仮想通貨取引所で口座開設し、そこでビットコインを購入する。
- 海外の仮想通貨取引所で口座開設する。
- 海外の仮想通貨取引所へ日本の仮想通貨取引所からビットコインを送金する。
- 海外の仮想通貨取引所で、ビットコイン建てでMANAを購入する。
という風になります。
MANAが購入できる海外の取引所はこちら。
Roblox(ロブロックス)
Robloxは、ユーザーがゲームを作成したり、共有したり、他のユーザーが作成したゲームをプレイしたりできる、オンラインゲームのプラットフォームであり、ゲーム作成システムでもあります。『ゲーム版YouTube』とも呼ばれます。
2021年11月、世界的スポーツブランドのNIKE(ナイキ)が、Roblox社と提携し、Roblox内にオンラインゲーム・プラットフォーム上に『ナイキランド』と呼ばれる仮想空間の制作を発表し話題となっています。他にはディズニーやレゴ、高級ファッションブランドグッチも参加しています。
Robloxには広告がなく、無料でゲームを楽しむことができます。日本での知名度はまだそんなに高くありませんが、ここ数年で大きく成長しています。
また、Robloxはメタバースゲームとしても今最も注目をあびています。
Roblox事体は、無料で遊ぶ事ができますが、収益化したい場合は条件としては、プレミアム会員(月額の課金サービス)であることは、ある程度のゲームを遊ぶための通貨Robux(ロバックス)を持っている事が挙げられます。
収益する方法としては、ゲームを作って公開する、もしくはアイテムを作って販売することになります。
まずは、無料でどんな感じがチェックしてみては?
★RBLXのチャートはこちら
ENJ(Enjin Coin)エンジンコイン
Enjin Coinはシンガポールの企業Enjinが運営しているブロックチェーン『Enjin Platform』で発行されている暗号資産です。
エンジンコインは現在、日本の取引所のCoincheckとGMOコインで取り扱われています。さらに、上場を承認されてから急激に価格が上昇した通貨としても有名ですよ。
★ENJのチャートはこちら。
ENJ(Enjin Coin)が購入できる日本の取引所はこちら。
日本の取引所で購入できるのはうれしいですね。
SAND(The Sandbox)ザ・サンドボックス
The Sandboxとは、2022年後半にリリース予定のブロックチェーンゲームです。2021年リリース予定でしたが、延期となっています。
The Sandboxではゲーム内でデジタルな土地を持ち、そこで新たなゲームをつくることができます。他のプレイヤーに自分が作ったゲームをプレイしてもらったり、自分が他のプレイヤーが作ったゲームで遊んだりできます。
また、The Sandboxでは、仮想通貨のSANDをゲーム内やNFTマーケットプレイスで稼ぐことができます。例えば、自身が作ったゲームやジオラマを、他のプレイヤーに有料で提供したり、アイテムを販売したりします。土地(LAND)利用して、不動産収入を得ることもできます。
★SANDのチャートはこちら
正式リリースする前に、事前に登録しておくのもいいと思います。
DEP(DEAPcoin)ディープコイン
DEAPcoin(ディープコイン)は、DEA社が運営するPlayMining(プレイマイニング)内で使用できる暗号資産です。
NFTやGameFi関連で利用できる今話題の暗号資産です。ゲームをするだけで仮想通貨を稼ぐことができます。ゲーム好きにはうれしい限りですね。
★DEPのチャート
メタバース関連銘柄 草コイン
そもそも『草コイン』とは、ハイリスクハイリターンの暗号資産のことです。現在は時価総額が低いため人気になった際に100倍や200倍になるかもしれない一方で、プロジェクトの信頼性が低いため、そのままゴミになってしまうかもしれません。
CRAFT(TaleCraft)
『TaleCraft』は、NFTトレーディングカードゲームです。
『$CRAFT』は、TaleCraftゲーム内で売買などに使用される通貨です。プレイヤーは錬金術師として「空気」「水」「土」「火」4種類の元素カードからカードを作成することができ、マーケットプレイスで販売して報酬が得られます。
レアカードを作って販売することで、高い報酬を得ることができますよ。
REAL(Realy Metaverse)リアリー・メタバース
『REAL』はRealy Metaverseと呼ばれるプロジェクトで発行される仮想通貨です。
Realy Metaverseは、現実世界を再現した三次元空間『Virtual City』という街を構築していて、その中ではユーザーが自分のアバターを操作して街を歩いたり、ユーザー同士で交流したり、イベントに参加したりできますよ。
また、Virtual Cityにはすでに、お店などが存在しますが、現実世界と同じように開発が進められ、DecentralandやThe Sandboxのようになりそうです。
DEVT(DeHorizon)
『DEVT』は、メタバースゲームプラットフォーム『DeHorizon』にて使用できるガバナンストークンのことです。
ガバナンストークンとは、ユーザーが投票することができるトークンです。
DeHorizonは、ユーザー同士でチャットしたり、ゲームしたりして交流ができる3D仮想空間です。また、別のNFTで、武器や防具、服などが装備でき、相互運用性が整っています。
なので、好きなゲームの服を着て、DeHorizonのゲームをして遊ぶといったこともできます。
メタバース関連 暗号資産のまとめ
まだまだ、先が見えないメタバース関連銘柄。
現在、暗号資産で注目をあびている関連銘柄はこのあたり。
- MANA(Decentraland)ディセントラランド
- Roblox(ロブロックス)
- ENJ(Enjin Coin)エンジンコイン
- SAND(The Sandbox)ザ・サンドボックス
- DEP(DEAPcoin)ディープコイン
まだまだ、不安定ですが人気があります。
さらに、もっと不安定ではありますが、今後大きく跳ね上がりそうな草コインは
- CRAFT(TaleCraft)
- REAL(Realy Metaverse)
- DEVT(DeHorizon)
まだまだ、他にもあると思います。今後のチャートの動きにも注目していきたいと思います。