『エポスカード』で投資信託のつみたて投資ができる、丸井グループの『tsumiki証券』のサービスが始まりました。
『エポスカード』いわゆる、クレジットカードでできる『つみたて投資』や『つみたてNISA』とは?
マルイグループの『tsumiki証券』とは?
『tsumiki証券』とは、2018年に丸井グループが設立したエポスカードで積立投資専用の証券会社です。エポスカードを活用した資産形成を促進するために設立された証券会社です。
丸井グループといえば、百貨店の『マルイ』や『モディ』、クレジットカードの『エポスカード』を発行しています。かねてから証券事業に参入することを表明していて、本当に実現させました。
tsumiki証券では、『つみたてNISA』対象投資信託の積み立てに特化しており、スタート時点から今でも取り扱い投資信託は厳選された『5本』のみです。通常の証券会社で扱っているような株式の購入や信用取引などのサービスなどは、一切扱っていません。
積立は『エポスカード』を利用し、エポスポイントも貯まります。逆に現金での投資は不可能となっています。積立金額は、3,000円~50,000円の範囲内で設定が可能で、積立の休止・再開も自由に行えます。
相談窓口はなんと『全国のマルイ店頭』に開設されています。
エポスカードって?
年会費永年無料のマルイグループのカードです。マルイ関連のお店でポイントが付くことはもちろん、全国の約10,000店舗でご優待、会員限定の割引やサービスが受けらるカードです。
また、『海外旅行傷害保険』が自動付帯ですので、海外旅行によくいかれる方もお得です。
スマホアプリでご利用状況もかんたんに確認できて使いすぎの不安も解消!
エポスカードからのご招待でゴールドカード(通常年会費5000円)が永年無料!このゴールドカードなることで、ポイントもためやすくなりますし、ポイントの期限も無期限となってとってもお得。
ゴールドカードへの無料招待の条件は公表されていませんが、エポスカードの利用回数を増やすことは大前提のようです。エポスゴールドカードの無料招待をねらう場合、クレジットカードの積み立て方式は有効な手段のようです。『投資信託』をつみたてることでエポスカードの利用実績がつきます。1年ほど積み立てたら無料招待を貰えた方がいらっしゃいます。
最初からゴールドカードに入会する方法もありますが、無料招待を受けるほうがお得です。
エポスカードで『つみたてNISA』
エポスカードでできる商品は下記の選び抜かれた5本のみ。
『1本購入するだけで世界中の資産にバランスよく投資できる』という意味では、選び抜かれたこの4本。これくらいおもいきりよく商品を絞り込まれた方が悩まなくてすみますね。
セゾン投信から2種類がラインナップ。『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』もアクティブファンドではありますが、インデックス型にかなり近い低コスト型。コスト(信託報酬)を減らしたい方はこちらを。すでにセゾン投信で開設されている方にはあまり魅力はないかもしれませんが、セゾン投信を開設していない方はちょっとうれしいですね。
信託報酬が一般より高めなのは、すべてアクティブファンドだからです。そのなかでも、『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』はかなりリーズナブル。
『コモンズ300』や、『ひふみプラス』はいわずと知れた投資信託です。
4本の積立のラインナップ
投資信託 | 運用会社 | 種類 | 信託報酬(税込)/年 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | セゾン投信 | アクティブ ファンド |
0.68±0.03% |
セゾン資産形成の達人ファンド | セゾン投信 | アクティブ ファンド |
1.35±0.03% |
コモンズ30 | コモンズ投信 | アクティブ ファンド |
1.0584%以内 |
ひふみプラス | レオス・キャピタルワークス | アクティブ ファンド |
1.0584%以内 |
まるごとひふみ15 |
レオス・キャピタルワークス | アクティブ ファンド |
tsumiki証券の最大のポイントは、エポスカードで投資信託の購入代金を支払うということです。クレジットカード払いで投資信託を購入できる証券会社は、このtsumiki投信が日本初でした。現在は楽天カードでも楽天証券でもできるようになりました。
支払い回数は1回のみで、金利手数料などは発生しません。エポスカードは基本年会費無料なので、クレジットカード払いだからといって余計なコストの発生を心配する必要もありません。
そして、エポスカード払いの最大のメリットは、投資信託の購入でエポスポイントが貯まることです。ポイント還元率は、積立期間に応じて、購入金額の0.1~0.5%となっています。
tsumiki証券の積立で貯まるエポスポイント
積立期間 | ポイント還元率 | 月々5万円積み立てた場合の 1年間に貯まるポイント数 |
1年目 | 0.1% | 600円分 |
2年目 | 0.2% | 1200円分 |
3年目 | 0.3% | 1800円分 |
4年目 | 0.4% | 2400円分 |
5年目以降 | 0.5% | 3000円分 |
さらに、プラチナ、ゴールドカードだとさらにボーナスポイントがあります。
エポスカードのポイントについてくわしくは
口コミや評判
まわりに、tsumiki証券を利用している人がいないので、まちの声をしらべてみました。
エポスゴールドカード会員なので、つみたてNISAはエポスポイントがたまるtsumiki証券を利用しています。
シンプルで見やすい画面が投資初心者にやさしい。月々3000円から投資信託が始められておすすめです。#つみたてNISA #tsumiki証券 pic.twitter.com/B7nsIOzxEK— 薫@雑記ブログ改装中。 (@kaorudays) September 18, 2019
tsumiki証券の初心者向けセミナーなんてのもあるんですね。行ってみたいです。
有楽町マルイで、tsumiki証券の初心者向けセミナーを受けましたが、想像していたより本格的なお金の勉強ができてオススメです!!早速、tsumiki証券の口座も開設しました。今はどの商品にするか考えています。10月からの積立開始なので楽しみです(^.^)#tsumiki証券 pic.twitter.com/m0tI2KEjf2
— 本木 ろく (@motokiroku) September 6, 2019
10か月で13,647円の含み益って結構いいですね。
先日ツイートでエポスカードが話題になっていたので昔の記事とともに、今のtsumiki証券の状況。
月2万円で10か月積立で計20万円と13,647円の含み益。
tsumiki証券はエポスカードのショッピング枠で積立可能で、無理のない範囲で少しずつ貯金する感覚で利用出来ます。https://t.co/4AaowFxksi pic.twitter.com/03lsrfqu9W— タイ好き旅行者 (@uFpWF1iFH8aNwKv) February 1, 2020
増えてる4本のラインナップなので、みなさんの反応も良いようです。
まとめ
マルイやモディをよく利用する、エポスカード会員さんが、つみたてNISAを始めるには最適。
エポスカードは通常のカードより、ゴールドカードで積み立てたほうが断然お得。
しかもゴールドカードは、最初から申し込むより無料招待を受けたほうがさらにお得。
tsumiki証券で積み立てできる商品は5本のみ。『セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド』、『セゾン資産形成の達人ファンド』、『コモンズ30』、『ひふみプラス』『まるごとひふみ15』。
どれもアクティブファンドのため、信託報酬は高めだけれど、その分含み益も増える見込み。
3000円から始められるので、初めて投資をする方にはおすすめです。